世界一舐められてぶつかりおじを抱きしめる
舐められる見た目をしてる。
髪は染められないし(頭皮が弱い)童顔だし美少女だし。
痴漢 ナンパ 既婚者からの誘い(一人じゃない) ぶつかりおじさんにぶつかられる 歩いてたら大きな通りで「邪魔だ」と言われる チラシ配りしてたらタックルされる バイトしてたら「あなたと結合したい」と言われる 病気持ちだけど電車で座ってたら席変わってと言われる 空いてるバスでわざわざ隣に座られて体を押し付けられる 貢ぎ物を受け取らないと逆ギレされる
なぁ、ありのままを愛してくれなんて傲慢なことは望まないよ。ただ放っておいて欲しいんだ。
ここに書ききれないことや忘れ去ったこともあるだろうけど放っておいて欲しいんだ。
抗うとか見た目を変えるとかそんなことはもうしない。そんなの過去の自分の否定にしかならないって薄々気づいてるからさ。勿論文字通り家から出られない日々もあったよ。外に出られるようになるまでには長い日にちが必要だった。ずっと自分を変えようと頑張ってきたんだ。でも怒りながら生きるのも悪くないってわかったんだ。
誰かに触られても慣れてたんだ。「あ、またか、よくあるんだ」って思ってた。でも次は多分諦めながらも殴ろうと思うんだ。勿論腕力で相手に勝てるはずもないってわかってる。自慢じゃないけど小中学生の頃は男子や女の先生より腕相撲が強かった。でも大学生になったら音楽科の彼氏(スポーツ未経験)に負けるようになった。今は特に体も鍛えてないから(ドラムくらいかな……)勝てないと思う。もしかしたら殴ったらもっと酷い目に遭うかもしれない。それでドラムできなくなったらすごく嫌だな。でもそれでも僕はやっぱり次同じことが起きたら殴ってしまうんだろうな。
怖いかって? 当然だよ。何されるかわかんないし何日かは寝込むかもしれない。今まで何回も復活できてきたから、反撃もせず身を任せてやられっぱなしでやり過ごすのもありかもね。でももう決めたんだ。殴ろうと思うんだ。殴るのが良くないことはわかってる。本当のところどうすれば最適なのか全くわかんないんだ。でも僕はごめんね、全員まとめて殴りたいんだ。
ぶつかりおじさんーー最近言語化された言葉で説明はしないけど彼らは古くから存在していた。彼らが何を目的として人に故意にぶつかってるのかはわからない。
僕には夢があって、そのような人を攻撃することでしか自我を保てない人がいるのなら、僕は喜んで彼らに攻撃されたい。ドラムができなくなるほどの損害が起きない範囲内でだけど。
多分この世界には捩れや歪みみたいなのがあって、誰かにぶつかることでしか自己を保てない状況が生まれてしまうから、それを少しでも減らすために僕は喜んでぶつかられに行く。全員まとめて相手をする。そして僕も彼らを愛を込めて殴る。それが彼らの対話方法であり社会に対する参画や表明の一環なのだから。
だから僕は彼らを殴るし殴りきって口がきけなくなったあたりで抱きしめる。僕はスポーツに関しては全くの未経験だからおそらく殴っても相手もそんなに致命傷にならないだろう。むしろこっちの方が酷く殴られるかもしれない。まぁそれでも良いさ。僕は体で対話したいんだ。示したいんだ。「触られたら殴りますよ」と伝えたいんだ。
触られる時、振り返るのは怖い。気がついたらどこの誰が触っていたのか全くわからない。知りたくもないのかもしれない。もしかしたら彼らは案外どこにでもいる顔なのかもしれない。僕だってどこでもいる顔をしてる(と思う)。でも僕は以前も同じ顔で殴るよ。
怖くて思考停止したり硬直するかもしれないけれど、それでもずっとこの言葉を頭の片隅に入れておくんだ。
今日はいまいち思いやりに欠ける日だったとか
人の気も知らないで「お前は変わった」なんて簡単に言うやつの胡散臭い顔だとか
眠りたいよもう眠りたいよ
考えたくないよ
涙なんかでやしないよ
全部凍らせたいよ
それでも僕はこれからは流されない
回復することはゼロになることじゃない
新しい自分になることなんだと思う
傷ついた日々は戻らない
ゼロにならない
でもマイナスでもない
ただ変わらなきゃいけないだけ
放っておいてほしいね
僕ができるだけ殴っておくからせめて未来の若い子達は出かける時何も心配しないで外に出てね
もう真っ白
顔のない彼らへ 僕は君の顔をちゃんと見ます
抱きしめるまでとことん殴るからお互い変わろう
ゼロじゃない これからは無限大だよ
iPhone7から一円で15に乗り換えました
ホームボタンがなくなりました〜!泣
我がiPhone 7アウレリャノブエンディア(仮称)は新しくアウレリャノブエンディア15に進化した! 一気に倍以上ですね
旧アウレリャノ

おそらく2025年においてiPhone 7など使っている人はいないでしょうからなんの参考にもならないと思いますが一応旧アウレリャノの良いところを挙げていきます
まず初めに言っておくと他の人にとってはかなり不便なものだったと思います
充電は一時間しか持たないし4GなのでPayPayたまに使えないし(7月からアップデートにより本格的に使えなくなるところでした)アプリはiOSの関係で対応してないのあるし電源勝手に落ちるし電話きても留守電に勝手にされるしまぁ本当に不便でございました💐
しかし私はその不便さを愛しておりました……
皆がスマホに夢中の中紙の本を一人で読む時間は個人的に至福でありましたし旅行でもスマホに頼らない心構えで事前準備ができるので個人的にかなり気に入っていたのです
あとは写真や動画の容量も重くならないのが良いですね
何よりホームボタンがあるのがとても趣深い
しかし実際のところアウレリャノはもう殆ど瀕死状態でありました……
私が老体に鞭を打って使っていたので彼は木の下で譫言を言うようになってしまったのです
旧アウレリャノには本当に感謝と愛着しかないです
近年執筆はほぼスマホで行ってたので公私共にアウレリャノは僕の相棒で一日10時間ほど使っておりました
本当は8月まで使うつもりでしたが、我がアルティメットスイートシスターから「6月になると各社スマホ代値上がりするからキャンペーンやってる5月中に乗り換えれば」と言われ新たなるアウレリャノと共にすることを決意しました。この世はとても複雑でして、新しいiPhoneが出るとその一つ前の機種が一円で売られていたりするのです(二年縛りなどありますが)
それに関してはネットで探すより実際の店舗に足を運んでこまめに調査する方がお得だそうです というのも店舗によってやってるキャンペーンが違うので自分のライフスタイルや許容できる金額などを考慮して購入するのが一番だそうです
というわけでiPhoneの在庫があるか事前に電話で問い合わせてMNP予約番号も取得してからお店に行ってきましたが、はじめに行った店は「今日担当者が不在」と言われ泣く泣く別の店へ。シスター曰く「首都圏でキャリア会社の担当者不在はあり得ない」ということで想定外でしたがなんとか別の店でアウレリャノを発掘できました。ありがとう担当者の人!
MNPの番号を見せてiPhone7を差し出したら「これはなんの機種ですか?」と言われましたがありがとう!
というわけで新アウレリャノと共にして数時間
今のところ関係は良好です
そして旧アウレリャノも同じようにカバンの中にいます!ニ台持ちになります!
これからは便利になるけれど自分の中で意図的に不便さを作り出していき、新旧ともに仲良く歩んでいきたいと思います
変わらないために変わる必要がある。それがアウレリャノブエンディアという存在なのです。これからもよろしくね🙏
※一旦docomoで契約してからahamoに切り替える?みたいなことをすると一番安くなるみたいにマイスシスターが言ってたのでそうしました! なぜそういう仕組みになってるのか私にもわかりません! この世は複雑ですね! 携帯のことは本当に何もわからないので(妹と母がいないとほぼ引き続きとかできませんでした)私は私で上手に写真を撮ったり文章を書いたりすごろくを作ったりそういうことで家族に還元できれば良いなと思います
私がやりたいことってもしかしたら家族を笑顔にすることなのかも……
noteで連載してる新作の長編もそんな感じですね
https://note.com/abeumekichi/n/n787456a3d66d
では明日も花丸で〜
Facebook乗っ取られたけど得しかないので泳がせています
タイトル通りです
弁護士入れたら100パー勝つ自信あるので泳がせてます
大学の時留学生が祖国に行くから作ったアカウントなんですけどワイの写真が美少女すぎて乗っ取られました
今年の年始くらいの出来事です
すぐさま他のパスワードやクレカを確認、とりあえず無事なことや他のパスワードを変更して害がないこと、他の友人に乗っ取りであることを明かしたり警察やらなんやらに被害届を出して記録つけさせたところで敢えて……放置!
今のところ誰かに誹謗中傷とかするでもなく単に「若くて可愛い私すごいでしょ」を演じたいだけらしいのでもう少しボロ出してくれるとありがたいです よっもう一声!
こっちは投稿日に通院していたなど東京などにいない証明やらが確実にできるのであともう少し個人情報出してくれてかつもう少し他人にマウントを取るような発言をしてほしい 今のところまだ発言が「不適切な言動」のガイドラインに値しないらしい(Facebook運営のmeta的に)ので少し過激になってくれれば被害額がプラスされるんだが……
というわけで誰かが私の個人情報を特定しようとしたら知らんどこかのマダムにいきなり開示請求が届く可能性も出てきましたしこちらとしては今のところ得しかない状態
端金にしかならないけど写真など証拠は揃ってるからほぼ勝ち確だし創作のネタになるし今のところ様子見です
投稿内容からしても私に悪意があるというよりかは若い女の子になって周りにマウントをとりたいみたいな感じなので赤子を育ててるような気分です
でもまぁさすがに誹謗中傷とかしたら本腰入れます(それが本望でさえある)
また私はFacebook使えなくなりましたが特段困ることないです
あんまりむこうでは使わないらしいけど留学生ともLINE交換してるし
元カレが一年くらいかけてやってた資格試験に落ちた時Facebookに長文反省投稿してたの見て「だから何度も勉強しろって言っただろ、落ちて反省してますみたいな意識高い投稿するな」みたいな怒りが湧いてきたのを思い出すのでむしろ良かったです
基本意識低い人間なので意識高い文章苦手なんですすみません……
いやいや泳がせてる場合じゃないよって意見の方は教えてください
今のところ本当に害何もないので(クレカ明細とか何度も見ました)この状況を楽しんでます
タイミングも少し考えたいですね
もう少し投稿内容から判断して一番キツい時期に開示請求させたいのでなんかアイディアある方いたら教えてください
個人的には二年後のクリスマスあたりが良いかなと思ってますが相手は孫がいるそうなので卒業式入学式シーズンも良いかなと思ってます
ここはこちらのセンスが問われる部分ですね
援護射撃してくれる方にだけアカウント教えます
その場合下手に刺激せずむしろ投稿に肯定的な意見を送ってコメントで個人情報もう少しあぶり出す感じで、欲を言えばむしろ投稿頻度増えるように持っていく感じでお願いしたいです(指示出します)
まぁ今のところ害がないので寂しいマダムが私の顔面を使ってキラキラ(本人的に)投稿するくらい全然許しますよ まぁそれとは別に金は欲しいので普通にいつか訴えますが
というわけで援護射撃してくれる方いましたら教えてください〜
明日も花丸で〜
この重い(身体)、伝われ。
皆さんこんにちは。梅吉です、元気ですか?
私は休みの日に良く体を壊します。平日ならば緊張感も相まってそんなに体調を崩すことは無いのですが、休みの日はてんでダメですね。熱が出たようにずっと寝ていることもあります。
昨年のゴールデンウイークなんかひどくって、新しい部署(ラボ)に入ってから一か月後、バーベキューに誘われたんですけどね、バーベキューって知ってます?そう、あのリア充の代名詞バーベキューです。スクールカースト上位に憧れる『遊びあそばせ』の主人公がやりたくてたまらないイベントですね。無駄に不便な環境で火を起こしたり料理をみんなでして、同じタイミングで飲み物を飲んでワイワイするあれです。
「行動的」、「人と協力する」、「力仕事や料理スキル」、「仲間をよく見て気遣う力」、「段取り力」など、様々な資質が問われるイベントです。そのせいで私は妙にバーベキューに対するあこがれが強く、また、参加し、何か準備をしているだけで「明朗快活で他人も気づ変える有能な私」を演じることが出来る素敵なイベントだと考えている。このイベントは準備から当日の服装に至るまで、難易度が高く、初心者の私はインターネットでバーベキューに関してありとあらゆることを検索した。それくらいの意気込みが私にはあった。
というのも、私はバーベキューをしたことが無い。
ご友人の多い皆さんのことだから、おそらくは経験したことがあるだろう、阿部にとっては皆無である。
私の行ったことのあるアウトドアには「釣り」、「イルカウォッチング」、「乗馬体験」「スキー」、「野鳥観察」、「(食用)菜の花採集」はあっても、バーベキューは無い。わかるでしょ、私の意気込みの強さ。是非行きたかったわけです。
ここまで読んで、勘の良い読者ならお気づきのことだろうが、案の定、多くの人々の期待を裏切ることなく、私は当日寝込んだ。最早、展開が水戸黄門並みの安心感である。必ず印籠が出る。
言い訳をすると前日は結婚式だった。まあそれもたいそう疲れるイベントなのだ。窮屈な服を着て、髪型をセットして、窮屈な靴を履き、大して何も入らない鞄を持って参加しなければならず、食事も一々食べるタイミングや食器の決まっている少し小難しいイベントなのだ。おまけに、式はとても素晴らしいものだったので、私は始終泣きっぱなしだった。あまりに感動し、顔だけでなく手の全体も鼻水でぐちゃぐちゃになってしまう始末だった。本当に汚い話だが、皆さん、結婚式にはハンカチを3枚持って行くことをお勧めする。
そんなわけで前日は感情のバグと泣き疲れ、慣れない服装でHPは激減、元々自分自身の疲れなど、身体から発するアラートを感知できない阿部にとって、この結婚式事変もあり、倒れてしまった。気力も体力も使い果たしたのだ。
バーベキュー当日はベッドから全く動けなかった。
自転車で行くことは敵わないのでタクシーで行こうかとも思ったが、さすがにやめた。そんな人間が包丁を持ったり火を起こしたりしては、周りもたまったものじゃないだろう。賢明な判断だった。
事前にネットで調べた「まちがいない!バーベキューコーデ」の記事を参考にして一週間前から考えていた服装を横目で見ながら、私は寝込んだ。
ああごめんなさい皆さま……来世ではこんなゴミみたいな体力じゃなく、筋肉ムキムキの細マッチョイケメンに生まれ変わりたーーーーーーーーーーーーーーーーい、と『君の名は』。顔負けで私は叫んだ、心の中で(体力の無さから叫べもしないのだ、とほほ)。ああ本当にすいません、自己嫌悪になりながら僕は眠ります。
今年のバーベキューは、別の予定が重なったので行けません。
もう僕はバーベキューとは無縁の世界で生きたいと思います。
………やっぱり、こんな僕でも、誰か誘ってくれませんか?
金縛り体験記 ~楽しい修学旅行~
突然だが、あなたは金縛りに遭ったことがあるだろうか?
私はある。一度だけだ。
一節によると金縛りとは身体が重い(寝ている)が脳は起きている状態のことだそうだ。本来脳も身体の一部であるはずだが、その中枢である脳とそれ以外の身体が分離する。
今回はその話をしよう。
私は高校二年生の頃、沖縄の修学旅行に来ていた。夜は戦争を体験したご老人の貴重な意見を聞き、翌日には防空壕に入るという何とも素敵でありがちな、ザ・修学旅行!といったスケジュールをこなしていた。昔のことなので細かい記憶は曖昧だ。9月とは言え沖縄はまだまだ暑かったことと、当時は付き合っている異性など皆無だったため、美ら海水族館ではしゃぐカップルが私にとっては眩しかったことくらいしか覚えていない。
暑い夜だった。我々は沖縄のしけた、もとい古びた旅館でUNOやトランプに興じていた。夜中、私はひどく眠くなった。元来一人が好きな私は、一日の中で一分でも一人の時間が欲しくなる。元々集団行動には向いていないのだ。修学旅行はその性質上、私にとって一日中気を張らなけばなら図、体力的にも精神的にも辛いものがあった。
いつのまにか寝てしまっていた。
暗転。
目を開けると身体が動かなかった。動くのは瞼だけだった。手や腕を動かそうにも動かせない。ふと昨夜聞いた戦争体験話を思い出す。少し不安になる。何か霊的なものが働いているのではとの考えがよぎる。しかし、体は動かない。なんだか泣きたくなる。ほとんど唯一動かせられる眼球をだけを動かしてみても、天井しか見えない。口も開けない。私はもしかしたら、一生このまま動けないのではないのだろう科、誰か来ないか、叫ぶこともできない。つらい。このまま誰にも知られずひっそりと死んでいくのではないだろうか、誰もここに来ないのではないだろうか、そんな不思議な考えがよぎる。
泣きそうになる時分を抑え、私は怒った。
てめえ覚えていろよ。
心の中でつぶやいた。今金縛りしている奴は誰なのかわからない。そもそも誰かに金縛りにされているのだろうか。もしかしたらただ単に、自分自身が自分自身を縛り付けているだけなのではないだろうか。わからない。
分からないことだらけではあった。しかしその時、確実に私は以下っていた。何かに。従わなければならない「何か」に。そしてそれらに従う自分自身に。
1,2、の3。だめだ。
もういちど、
1,2、の3…………
1,2、の3。
起き上がった。
見回すと、遊びに興じていたはずの皆の姿は無く、ただ空気がやけに冷たく、しんとしていた。
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「え~~~~~だって気持ちよさそうに寝ていたし。」
友人はUNOの手札を眺めながらだるそうに言った。
なんと友人たちは私をさし置いて、隣の部屋で遊んでいた。「本当に怖かった」と半分泣きながら怒る私何てお構いなしだった。「起こしたら悪いと思って」との気遣いも嬉しいが、一声かけてほしかったことも事実だ。報連相。
ある友人が紅芋タルトを食べながら言う、
「それより阿部さ、この部屋の前、先生の部屋なんだけど、よくばれなかったね。見回りしているのにさ」
「ねえ。すごいよ。部屋の前で椅子を構えているのにさ」と、別の友人もおだてる。
「え?先生?別にいなかったけど。たまたま」本当にいなかった。私は何の障害も無く隣の部屋に抜け出せたが、本来は他の部屋に抜け出すことは禁じられているらしい。
「すごい!阿部ってスパイみたいに運が良いんだね!」
「ね!スパイみたい!」と、口々に皆が言った。私は恐怖と混乱と安堵が一緒くたになっており、反論する気力も起きなかった。もう何でも良かった。
とりあえず私は皆のいる部屋で二度寝した。
今度目覚めた時、私の身体は正常に動いたが、翌朝から私のあだ名は「スパイ」になっていた。あいつらは許さん。
獏に頭が上がらない
【優しい解説(wiki調べ)】
獏(ばく)は、中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の夢を喰って生きると言われるが、この場合の夢は将来の希望の意味ではなくレム睡眠中にみる夢である。悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見ずにすむという
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頭の上がらない動物がいる、というと驚かれるかもしれない。私の場合、獏だ。獏は皆さんご存知だろうか、白と黒のコントラストが美しいクマのような哺乳類だ。
(wiki調べ)。
私は動物園に行くと真っ先に獏の元へ寄り、お辞儀をする。というのも、私は以前獏に助けてもらったことがあるからだ。
小学校2年生の時だった。その日の夕食はいつもと違った。誰も何も言わないのだ。いつもならにぎやかな夕食だが、皆一言も口を利かず、ただ機械的に食べ物を口に運んでいた。母も父も死んだような目をしている。いつも私を気遣ってくれる祖母も、今夜ばかりは何も言わない。
「ねえ」と声をかけたが、誰も何も言わないどころか、こちらを向くでも視線を交わすでもな勝った。反応が一切ない。ただ物を食べる機械になってしまったようだ。
当然、子供だった私は意味も無く無視をされ、悲しい気持ちになった。夕食を早々に終え、家族を残して一人二階へ上がった。
廊下を歩いていると、何度の奥からひそひそと声が聞こえる。当時の私は狭い所がやたらと好きで、ハウスダストアレルギーのくせによく納戸や押し入れの中に入っては鼻血を出したものだった。その日も私は、何度の中で思いっきり一人になりたかった。と同時に、その声の主が気になった。
開けてみたらなんと、先ほどまでいた母、父、祖父、祖母、妹、家族全員の姿がそこにあった。びっくりした。皆、瞬間移動でもしたのだろうか?どうやって納戸の中に入ったのだろうか?訳が分からなかった。しかも様子が変だ。全員、口にガムテープが張られ、両手両足はロープで縛られていた。体育座りをさせられ、ぎゅうぎゅうに皆肩を寄せ合っていた。
「どうしたの?」子供心に、これは何か危険だ、と思った。例え何歳でも、異常なことがあれば、アラームを察知できるのだろう。私は母親が苦しそうな表情するのを見ていられず、彼女の口に覆われていたガムテープをはがした。はあ、と彼女は深く深呼吸した。
「今、下の階にいるのは全員偽物なの。」
母は息粗く説明してくれた。下の階の者に今の状況が悟られぬよう、耳元で囁いてくれた。
私は母と全員の身柄の拘束を解いた。
「とにかく今はやり過ごして。何も知らないふりをするのよ」と、母。
「ずっとここにいると怪しまれる。下の階にとりあえず言って、悟られないようにしなさい』と、父。
「何を言われても黙るんだよ」と、祖母。
一階に降りると、偽の家族はまだ食事をしていた。
ドアの真ん前に、身長2メートルは超えるであろう、鬼がいた。
何故か私は一目見て、あ、鬼なんだ、と分かった。
赤く、金色の装飾の入った着物に、白いふわふわした毛皮のようなものを首に巻いていた。髪は白く長く、ぼさぼさとしていた。とても大きい。彼は何もせず、ただ家族を監視していた。黙々と何も言わず食事を続ける偽の家族を、異常が無いか確認する工場の点権者のような目で見ていた。ただただ観察していた。
私はもう一度夕食に取り掛かろうか迷った。本当に食べなくても、食べるふりをするだけでも良かった。何となく、鬼は皆に食事をしなければならない、と目で訴えている気がしたのだ。鬼にじっと見つめられていると何となくやりづらく、緊張する。しかし偽の家族はそんなことも気にせず、そもそも鬼の気配にも気づいているのかわからないように黙々と食事をしていた。
ああ、これは夢なんだ。唐突に悟った。こんなことがあるはずもないし、鬼がこんなにも堂々と渡井sの目の前に出てくるわけはない、これは夢だ。ああ、夢なら醒めてほしい。
偶然だった、本当にふとしたきっかけだった。
私は授業の合間に、担任の先生が「獏は夢を食べてくれるんだよ」と教えてくれたことを思い出した。雑談の好きな先生で、よく皆から慕われていた。大学時代に霊的な恐怖体験をしたことがあるとも語っていたが、いくら全貌を聞かせてと皆が願っても、「あれだけはだめだ」と頑なに教えてくれなかった先生だった。
やって見よう、大した考えは無かった。気づいた時には叫んでいた。
「獏、夢、食べろーーーーーーーーーーーーーーーーー…………」
ろーーーーーーーーーーーー
ろーーーーーーー
ろーーーー
……………………………………………………
起きた。布団の上にいた。
二階の寝室にいた。
誰もいなかった。何度にも誰もいなかった。
朝だった。
何時もの、平日の朝だった。
一階に降りると、母が朝食を作っていた。父がそれを食べていた。
祖父は寝ていた。祖母は庭で草をむしっていた。
「おはよう」と母が言った。目玉焼きがテーブルに出された。
「早く食べちゃいなさい」
父は新聞を読みながらパンをかじっていた。
「おはよう」と私は言った。パンと卵も食べた。
「なんか変な夢を見た」と私が言った。
「そう?」と、母が言った。
この一件以来、私は獏に頭が上がらないのである。
「平静」最後の夏
お盆、終わりましたね。
梅吉です。
皆様に置かれましてはさぞや楽しい夏を過ごされたのかと存じます。
アッちょんぶりけ。
巷では「平成最後の夏」と騒がれていますが、いかがお過ごしでしょうか。
最後だもんね、盛り上がるよね。
って思うこともあるけど、
みんなさ、
ちょっとさ、
「平成最後」って言いすぎじゃない????
確かに平成最後の夏ってすごいよ?
今年で元号が終わることを自覚しているなんて、本当に日本の長い歴史から見てもすごい事だと思う。
でも、俺にとってはいつでも大事な一回こっきりしか味わえない一年を過ごしているわけだし、ゆうて俺たちはいつ、自分を失い、また何かを失ってしまうリスクを承知で生きているわけで、
何時だって人との関わりや営みが
大事じゃない時なんて、ないんだ。
・・・・・・
とはいえ、
まあ確かに平成最後って「自覚できる」今この瞬間は、とても素晴らしい体験なのだと思う。
陛下が残り少ない期限の中、「平成」である今を悔いないように生きたい。
と思えるのも、
これが「最後」だとわかっているかだなのだと思う。
最後の効果はすごい。
この瞬間は永遠では無く、もう後戻りできないと気づいた瞬間から、人々は本気になる。
真面目に、誠実に、悔いのない選択をしようと誓う。
「もう最後」、「いつもとは違う」特別な状況というものは、
僕らを少し奮い立たせる。
「何かいつもとは違う特別なこと」が起こることは、長い人生を営んでいくうえで重要なTips(こつ)なのかもしれない。
或いは人生を彩るフレーバーとなるのかもしれない。
ミレニアム。
西暦が1000から2000へ。
この1000年に一度という、とてつもなく珍しい現象に人々は湧きたった。
もう18年も前のことなので、覚えていない方もおられるだろうが、
1999年から2000年になるあの年、人々は大いに混乱していた。
平静では無かった。
下2桁が00になるという理由であらゆる機会が故障、誤作動を起こし、パニックになることを恐れた。
1999年7の月に人類が滅亡する殿、何ら根拠のないデマが日本中を震撼させた。
今思えばなんであんなにも人々は怯えていたのだろう。
変化が、激しすぎたのかもしれない。
新しい事、変わることは恐怖と対峙することでもある。
西暦が2000年になる事も、
公害病が人々を脅かしていたことも、
我々は好むと好まざるに関わらず対応しなければならなかった。
わからない「何か」と対峙して、付き合い、或いは折り合いを付けなければならない。
世界はどうやらとても複雑そうで手に負えない、
けどだからと言って、ここで何もしないわけにはいかない。
そんな空気があったのかもしれない。
今は、どうだろう。
我々は、今、幸福にも、「平成最後」の歳を生きていると自覚できている。
技術は相変わらず絶え間なく進化し続けているし、
ジョンレノンどころかマイケルジャクソンでさえ死んだ。
ジョブズも死んだ。
時代を象徴するようなカリスマ的リーダーは消え、
我々は我々の頭で考え、戦わなくてはならなくなった。
何が出来るのだろうか。
俺にできることは少ない。
某女優のように1000万円の寄付が出来るわけでもないし、
ナイチンゲールのように多くの人々を救えるわけでもない。
今目の前にいる人に、笑顔で、毎日挨拶して、
ありがとうを伝えることが関の山かもしれない。
文字通り俺には何もないから。
それを自覚することは本当に苦しい事だけど、
「平静」
を装いながら、
ハートは熱く
生きていくしかないのだ。
Fin
・・・・・・・・・・・・・
えー
というわけで (えほんえほん
平静最後の夏なんで、
まあ、
なんでもありっつうか、
ワンチャン行けるっしょ? つーか
できるっしょ?
って
感じで、
ま、家なんですけどね、
うん、何か、できる気がしてきたんで、これから、
トマト投げ飛ばし大会を開催してきます。
アディオス。