阿部梅吉の日記

梅好きの梅好きによる梅好きのための徒然な日々

『文系の壁』で感動(そこ?)

皆さんこんにちは。

突然ですが、、、

僕は先日この本を読みました。



f:id:AbeUmekichi:20150705174612j:plain『文系の壁』

一目でわかるPHP新書




そこでは、、、


代表作『すべてがFになる』の作者である森博嗣先生と養老先生が対談されているのですが、、、、


その部分を、、、


見てください。


f:id:AbeUmekichi:20150705174200j:plain

拡大。


f:id:AbeUmekichi:20150705174238j:plainもいっちょ拡大。



f:id:AbeUmekichi:20150705174353j:plainツイッタ。


ツイッタ。




…ツイッタ!!!!!




森博嗣特有の!!!!



単語表記に!!!!!!


合わせてる!!!!!!!



(おそらく)ライターさんの!!!


配慮!!!!




…素晴らしい。


森博嗣先生はコンピューターではなく【コンピュータ】とか、プリンターではなく【プリンタ】
、、、と表記をする方でして、ミステリィ界では割と常識なんですよね。

(昔の情報系、工学系の人はカタカナ語の伸ばし棒をつけないで表記する風潮があったんですよね。最近は伸ばし棒をつける風潮になってきているそうですが)


森先生のこの単語表記法は割と一部では有名なので(森ミステリィって言われてる(書かれてる)ぐらいですしね)すが、ちゃんとそれに合わせてあることに感動しました。

…話し言葉になるとどうしてもミステリィとミステリーは同じになってしまうのに、
あえて森先生の表記法に合わせるなんて。

脱帽です。



というわけで、この本はこれだけで一読する価値があると思います!!!



…全く内容と関係なくてすみません。



校正さんがかなり優秀かのでしょうかね?

こういう本は正直、信頼がもてます。



是非読んでみて下さいね。




それではまた、

明日も花マルで〜^ ^

卵かけご飯の話

みなさんこんにちは、

タバコを吸うのをやめても健康にはならないけれど、
タバコを吸うと高確率で不幸になる。

そう考えると人生って不思議だなあ、、、

と物思ひに耽ってゐる梅吉です。


不思議ですよね。


僕が今強烈に茹でたてのまだ熱い枝豆を食べたいのも、とても不思議です。

どうしてだろう。

枝豆の中に、何か僕に足りない栄養素があるんでしょうか?
そもそも枝豆になんの栄養素があるんでしょうか?
全くわかりません。


しかしたまに思うのですが、

枝豆は確かに美味しいけれど、結局僕らはナトリウム(塩)の味に感動しているのだけなのでは無いでしょうか?

いや、でもそのままでも美味しいな、おかしいなどうしてだろう。



そういえば最近、「ふ」というものは柔らかいパンである、と考えたら妙に変な気分になりました。

だって、味噌汁にパンが入っているようなものですからね。


僕がそういうことを言うと大抵周りの人は笑って受け流すのですが、僕は真剣に「ふ」のことを考えているのです
(あ、言い過ぎた。真剣じゃない。割に真面目に、って書き換えて置いて下さい)。

僕はこれから「ふ」に対して今までとは全く違ったイメージを持って接するだろうし、そういう風な視点を一度持ってしまうとなかなか元には戻れない。

僕は「割に真面目に」そう考えているのですが、、、、

うん。おかしいね。

自分で言っていておかしいと思う。


確かにね。おかしいね、僕(笑)


でも僕にとってはそれくらい、発想がひっくりかえるできごとだった。



初めて卵かけご飯を食べた時のようだ。


卵かけご飯について話すと、僕の周りの人はちょっと面白い反応をする。



何を隠そう、いや隠すこともないのだが、

僕が生まれて初めて卵かけご飯を食べたのは18の頃である。

そう言うと大抵の人に驚かれる。

18年間、お前はいったい大学に入るまで何をして生きてきたのか、という目で見られる。

それはすごい新鮮だった。

その時の周りの人の、外国人を見るような目つきになるのが面白い。


そんなに驚くことなのか、と思う。

僕は味噌汁が嫌いな純日本人を一人知っているし(僕はそんな人がいるのかとかなり真剣に驚いた)、
チョコレートの嫌いな女の子だって知っている(これは割といるんだよな)。
白米が嫌い、という人も実は結構いる。

世の中というものは案外広い。

他にも、ポテトチップスというものの存在を知らない人(彼女はかなり金持ちの家の生まれだった)もいた。

なんでも、彼女の家ではそういうスーパーで売っているようなお菓子は一切出ないらしい。

そもそも、彼女はスーパーに何が売っているのか、世の中にどんなお菓子があるのかも知らないのだろう。

京都の老舗の和菓子屋さんとか、金平糖屋さんとか、どこかの有名なカステラ屋さんとか、一粒300円するチョコレートだとか、
そういう物しか食べない。


というより、そういう物しか知らない。

それが良い悪いとか、幸か不幸か、僕には全くわからない。



とにかく、僕は18の時、初めて卵かけご飯を食べた。

なぜ18年間、卵かけご飯を食べなかったのか。

家にそういう習慣がなかったからである。

僕の家は朝、パンかシリアルを食べる。

昼はお弁当で卵かけご飯を食べるわけにもいかないから、当然食べる機会なんてない。

夜は夜で、ご飯と何品かのおかずを食べる。

そんなわけで、僕は卵かけご飯を食べる機会を今まで失って来たわけだ。


初めてそれを作った時、かなり奇妙な感覚があったことを覚えている。

外国人がよく、仲間内に生卵を食べさせるいじめを行うらしいが、なんとなくその気持ちがわかる。

生卵というものは、たぶん、本来食べるものではないのだ。


たぶん!!


だって、魚の目だって栄養があるけど(目って実は脂肪多いしね)、
それだけ食べるとやはり奇妙なものじゃないか。

魚の身を食べて、皮も食べられるとこは食べて、それで目を食べるから、まだ感覚としてはすんなりくる。

でも、魚の目だけ食べると、やはり奇妙な感覚になるはずだ。

どうしてだろう、おかしいな。


それと同じで、

卵は調理して火を通して、初めて「卵料理」になる。

これは認識の問題だ。

おそらく。


魚の目は魚の他の部分を食べることで「魚の目」として食べられるようになるし、

卵は火を通すという過程を通じて、初めて「卵料理」になる。



僕の仮説はこうだ。


しかし、おわかりの通り、僕の仮説は一つの「可能性」でしかない。


…不思議だ。

どうして僕は、生卵を食べることには抵抗があるんだろう?


本能。


きっと、本能が、それは細菌だらけですよ、と訴えているのかもしれない。

長い蓄積された歴史を持って保存されて来たDNAがそう訴えているのだ。


たぶん。

実際、あながち間違ってもいないかもしれない。

(だって、日本以外で生卵なんて僕は安心して食べられないからね。)




生卵って、不思議だ。

何がどう不思議なのかはわからない。

人間が「りんご」に特別な意味や感情を込めるように、僕にとっては生卵は不思議だ。

しかし、米と醤油にはやはりよく合う。

生卵だけ食べろと言われたら、、、

食べないだろうなやはり。

どうしてだろう?


とはいえ、やはりこれは結局醤油の味が美味しいのでは、、、ゴニョゴニョ、、

と思うこともないではないが、

(醤油のない卵かけご飯を食べる気にはちょっとなれない)

それでも暖かい卵かけご飯はおいしい。

食べたくなって来た。




というわけで、今日は僕のお腹がすいたからこの辺で。


ではまた!

明日も花マルで!



ちなみに、初めて団子を食べたのも18の時。

ジムに通っているんだけれどさ

皆さんこんにちは。

やっと半分趣味でやったタスクが終わり、ほっとしています梅吉です。


何か山を超えると本が読みたくなりますよね。

最近は本も読んでるのですが、漫画もハマっております。

というのも、『進撃の巨人』を借りてしまったので、、、(笑)

回を進めるごとに格段に面白くなるので、、、抜け出せません(笑)




また、今年1月からなんの気なしに『ジョジョ』シリーズの一巻を買ってしまい、、、、

それがいけなかった。


もうね。

罠ですよ、罠。

一度捕まったら抜け出せない。


もう今は三部まで読みました。


一度読んでしまうが最後、もう止めることは出来ないのです…、!!


恐ろしい子!(白目)



そういえば、


巷では『キングダム』という漫画が流行っているそうですね。

その漫画も一巻を買ったが最後、もう後戻りの出来ない世界一が待ち受けているそうで、、、(ブルブル)

なんと恐ろしい…(ブルブル)


僕はその「罠」にはまらぬよう、しっかりとATフィールドを貼ろうと思います。


もう、ジョジョの罠にかかってるんでね、、、。

これ以上、生活を圧迫させないで欲しい(笑)

自制します。





以前にもいいましたが、


僕は最近健康のためにジムに通い始めたのです。


が、、、実は一つ問題があります。




それは、、、、






機械の調節の仕方がわからない!!!!!_| ̄|○





…出ました。

私の機械オンチっぷりが。


まあ、なんとなくあそこをああすれば出来るんだろうな、

みたいなのはわかるんですが、、、


それで機械をぶっ壊すのが恐いのでやってません。

自動販売機を壊したこともあるのでね

(というより、僕がお金を入れたら壊れたというか。まああれはタイミングの問題だな。
2回あるんだけど。)


体格に合わせて機械を調節できるそうなのですが、そのやりかたがわからない。


だから、たまにあまり体格に合わないまま運動してます。


僕は身長がそれほど高いわけでも無いので(普通よりは高いかもしれませんが)、

その機械を前に使った人がものすごく腕の長い人だったり、ものすごく身長の高い人だと、とっても焦ります。
 

例えば、腕の筋肉をつける機械。


これを、腕のそんなに長くない僕が無理やり行うと、

持つところの位置が遠すぎて持てない。

f:id:AbeUmekichi:20150630123534j:plainこういう機会

(相変わらず世界一わかりやすい図ですね。…すみません。)


でも、持つところは自分の側に引っ張ることが出来るようになってるんですね。

もちろん、腕の筋肉をつける機械なので、その持つところを持つのは筋肉が必要となります。


要するに持ち手は割と重い


…ちゅーことです。





それを頑張って持ちます。



普通の人だと、それを持ち上げたらいったん下ろし、また持ち上げてはいったん下ろし…

という、いたって普通のダンベル運動ができる仕組みなのですが、、、

僕の場合、持ち上げたら最後、

機械をやめるまで下ろすことが出来ない(笑)

だって、腕が届かないんだもん。



人よりかなりトレーニングになってます(笑)




今度ジムに行ったら、勇気を出して誰かに聞いてみたいと思います!!


誰かおせーて、、、。




ではまた!!

明日も花マルで〜


南カリフォルニア文学

みなさんこんにちは。

社員証と定期券をよく間違える梅吉です。

駅では社員証をかざし、職場では定期券をかざしてます。


あるある。




ところで、みなさんには

ありそうでないものって思いつきますか??


僕にはあります。




カリフォルニア文学です。



皆さんは何か、カリフォルニアについての文学作品を知っていますか??

知っていたら、是非とも教えていただきたい…!!!


僕は昨日、そういえばカリフォルニアには何らかの文学があるのだろうか?

とふと疑問に思ったのだが、情けないことに全く思いつかず、今に至るということです。

もちろん何かしらはあるのでしょうね。

僕が現在の最高裁判所長官が誰なのか思い出せないように、僕の知らないところでは確実に存在しているのでしょう。


とはいえ、南カリフォルニアやハワイではあまり文学というものは栄えないのかもしれません。





知っての通り、カリフォルニアは年中夏のような気候で、四季はありません。

そこにいる人々は陽気で大らかです。

物事を深刻に考える人もあまりおらず、ゆるーい空気がとても心地よい…。



しかーし、、、、!!


反面、そのような土壌ではある種の文学があまり育たないものなのでぃす!!!!


特に小説は何らかの問題を提示するものですし、
何かを悩んでないと、何かについて深く掘り下げて考える要素が大切になってくる過程でもありますから、、、

あまりそのような物事を進めるには適さない地域なのですかね。


とにかく、僕は南カリフォルニア文学というものがわかりません。

僕の無知さを世間に知らしめているだけかもしれませんが、とにかく知りません。

誰か知ってたら教えてください。



以前、リービ英雄
カリフォルニアの学生に日本の和歌(短歌かも)を教えても本質的には全然理解してくれない(秋の物悲しさとかさ)>_<』
的なことを言っていて、

なるほど、それはある種仕方ないことなのかもしれない、、、

と思ったことがありました。


やっぱり四季っていうのは、経験しないとわからない部分がありますよね。

僕らが赤外線を見えないのと同じように、わかんないものはわかんないですからね。



しかし、改めて日本に生まれて良かったなあ、、、
と思います。

四季があるって、よく考えたら素晴らしいことですよね。

普段は当たり前すぎて忘れているけれど。



それにしても、また暇が出来たら植物園に行きたいと思います。

今年の夏は海にも行きたいし。



暇があれば、季節を感じながら日本の古典でも読み返そうかしらん、、、。




ではでは、

今年の夏はかなり暑くなるそうですが、体調を崩さないように適度に楽しみましょう!!


明日も花マルで〜









話すこと、優しくすること

皆さんこんにちは。

今日は挨拶や基本応対の実習がありました。

会社の研修みたいで楽しいですね。



わかりやすく話すこと、相手の話を聞いて自分の中で噛み砕くこと、的確な返事はそれぞれにそれぞれ難しいし、、、

笑顔、声の大きさ、身振り手振り、アイコンタクト、、、


どれも過剰であってはいけないし、なさ過ぎたらもちろんいけない。

難しいですね。


僕はもっと人と話さなくてはならないのだと思います。

なぜか今、無茶苦茶にいろんな人と話してみたい欲が出ています。

すごいぞ、実習効果!!!!


僕は普段笑おうと思っても笑えないことがある(会議の時とか)のですが、

笑っていい場だと自然と笑顔になれることを知りました。

不思議。

やっぱり空間というか、その場の雰囲気みたいなのってすごい大事なんですね。


よく会議中や授業中などの普段笑わない場所で笑いたくなる人がいるそうですが、僕はそれの全くの逆で、そういうところではあまり笑えません。

緊張しちゃうんだと思います。

笑ってても、声に出して笑えません。


というより、もしかしたらあまり普段から声に出して笑うことがないかも知れません…。

でも大丈夫です。

頭の中はいつもくだらないことばかり考えていますので(笑)

ビールトーナメントとかね(詳しくは開催!ビールトーナメントの記事をご覧ください)。

というか僕は普段から緊張しいというか、、、
上手くやろうという気持ちが強いのか、なかなか緊張を解く事ができません。

意識的に笑顔にならなければ、ですね。

リラックスって難しいですよね。

僕は昔から交感神経過剰活発人間なので(まだ若いしね)、、、

以前ドラムを練習していた時に(実は僕の特技なのです)に腕を脱力させる訓練があったんですけれど、それも全然出来ませんでした。

筋肉すら緊張しています。

そんなわけで、実は僕、意識的にリラックスするようにしている面もあったり…。
 
ゆっくり物事を進める、とか

ゆっくりお風呂に入るとかね。


休息は大事。

笑顔も、大事。




そんなわけでいろんな人と今日は笑顔で挨拶する、、、という実習を受けたのですが、、、

その実習でよくある接客の基本マニュアルみたいなDVDを見ました。


実は、、、

僕はこの手の何の感慨もない、当たり障りのない打ち込み音楽の流れている、ナレーションがゆっくりのマニュアルビデオを見るのが結構好きでして…(笑)

あの、次に説明する項目の文章だけが書かれている映像がたまに流れるやつね。

あの、出て来る人が全員綺麗なんだか綺麗じゃ無いんだか微妙なライン(失礼)だけどなぜか交換が持てるやつね。


あれがねーーーー、

なんだろなあ、

なんか面白いんですよね。

なぜか。


動作やセリフが不自然だからでしょうかねえ。



バイトの研修、仕事の研修や実習、自動車の教習所、科学館、博物館、、、、


そういうところで見られるマニュアルビデオって、なんかぐっと来るものがあります。

特に自動車教習所ではかなりぐっと来るビデオを何回か見せられました。


あの手のビデオの中では、普通の人たちがルールを守って健全に、且つ前向きで爽やかに生きています。

箱の中で生きている感じはしますが、なぜか幸せってこういうものだよなあ…と思ったりもします。
なんだそりゃ。


とにかく、ああいうマニュアルビデオには何かしら僕の心を懐かしくさせるものがあります。

なんでしょう、絶妙なダサさ加減と言いますかね、、、、


そういうのがまた、、僕の心を懐かしく震えさせるんですよね。

不思議と。





…あれ?

何の話してたんでしたっけ???




今日は挨拶や基本応対の見直しが出来て良かったです。

学んだことを忘れず、実生活でも応用して行きたいと思います!!!


もっとたくさんの人と話そう…。




では、明日も花マルで〜^ ^






ピリッと辛い梅を、食べてみた

皆さんこんにちは。

言わずと知れた(知れてない?まあ良いや)このブログの管理者の梅吉です。


先日某セブンというコンビニへ行くと、何やら美味しそうなポテトチップスが。


f:id:AbeUmekichi:20150624201239j:plainピリッと辛い梅

山芳製菓が出してる商品らしいっす。


なんかブログのネタになるかなー、と思いっきり不純な理由で、なんの気になしに買ってみたら、、、

f:id:AbeUmekichi:20150624201535j:plain中はこんな感じ


これが、、、

また、、



うめえええええええええええ

(°_°)



んまい!!の一言です。


ポテトチップス自体は固くて歯ごたえがあり、ポテトチップス特有のしょっぱさもあります。


しかしほんのりと梅の味がして、、、。


それがポテトチップスと絶妙にマッチしているのです!!!!

なんて素晴らしいのでしょう、、(笑)

梅の味が前面に出ているわけでは無いので、それほど梅マニアで無くても楽しめる味だと思います。

特に、ポテトチップスなどの塩っぱいものが好きな人は是非食べて見て欲しいです。

ただ一つ欲を言えば、

量が少し物足りなかったのかな、、、(。-_-。)と。


コンビニで買ったものは少し袋が小さいのですかね?

詳しいことはわかりませんが、もう少し分量があっても良かったのかなあと思います。

それだけ美味しかったということなのでしょうね。

良かったらみなさんも手にとって見てください。

味は保証します!!(笑)


まずかったら、、、

どうしましょう?(´・_・`)




梅吉のことを嫌いになっても、このポテチのことは、、、嫌いにならないでください!!!!!!!!





…ネタが古いですかね(´・_・`)





本欲、再熱 。【その女アレックス】

僕は今軽く憂鬱になっている。

理由はわからない。
疲れているだけなのかもしれない。
何かひどく落ち込むし、意味もなく難しい本が読みたくなる。
何もしたくなくなるし、かといってそれで何もしないとほんとうに虚しくなる。
だから何かに没頭して忘れる。

それの繰り返し、、、、。


まあ、風邪だろう。

それか、最近は胃腸の薬を飲んでいないからだろう

この線はかなり濃厚だ。
というのも、僕は全くの良い加減な薬の飲み方をしており、抗生物質とかでもない限り、漢方を処方されても最期まで飲み続けられないのだ。理由は単純に不味くて面倒くさいからである。
だからまたすぐに胃腸を壊す。
そして胃腸が悪くなると薬をありがたがって飲み出す。
何時もの繰り返しだ。
コンプライアンスもへったくれもないのだ。


体調が悪い時は決まって何もしたくなくなる。

これが僕の風邪の最初の兆候だ。

全ての物事が面倒臭くなる。
無気力になる。
子供の頃のことをとめどなく思い出す(これは割に辛かったりする)。
頭の上に重りが乗ってるように感じる。
人に話しかけられたり、話しかけるのが怖くなる。
片付けなどが全くできなくなる。


これは、、、特にしたの二つが、、、

ほんとうに辛い。


少し何か言われただけで、大げさに、または責められているように感じてしまうのだ。

そして、いきなり話しかけられても対応できなくなる。

突然のことに対する反応が鈍くなるのだ。

これはほんとうに、、、

皆さんが思っているよりも辛い。


よく、かなり力を入れて走ろうとしているのに身体が前に行かないで全然進まないという夢があるが、
まさにそんな感じである。


あと、仕事がひと段落していないから、僕は休みたくても休めない。

心がまったく落ち着かないのだ。

なんて厄介なんだろう…。



憂鬱になると僕はとても本が読みたくなる。
カズオイシグロの小説とか。
どうしてだろう?


そう言えば、、、

アメトー○クで『読書芸人』っていう企画をやっていてそれに触発された面もある。

とてもとても面白い内容だったし、芸人たちの個性も出てて良かったと思う。

芸人さんが紹介してくれる本の中に、僕の好きな本もあった。

ただ、最近の日本人作家さんの作品ばかり紹介してて、、、

僕は海外作品、古典、ミステリー、時代小説、ラノベ、、などなどいろんなジャンルももっとフューチャーしてくれたらなあ、、、
と少し思っちゃったり。

確かに芸人さんたち、それぞれ紹介する本に個性はあるものの、それも狭い分類の中だけで、、、

界とか科とか属とかを股がずに種レベルで差異があるって感じね。
ネコとイヌとサルで盛り上がってるけど、いやいや全部脊椎動物の中の哺乳類やないかい!!!みたいな感じです。

あ、わかりづらいかな。まあいいや。

とにかく、

もう少し毛色の違う人が来てくれても良かったのかなあ〜…と思ってしまいました。

まあ、それでは岩波とか以外の日本の出版社さんが泣いてしまうのかしら??

そうに違い無いよねえ。

本は今大変だもんなあ、、、、。


(北海道の本屋はどんどんなくなっている。

札幌駅一階にあった光栄堂も、くすみ書店も…

僕にできることは本を買うことだけだ。


ぽろ。)




でも評論やエッセイでも良いものはかなり良いし、、、、

やっぱりもう少し毛色の違う芸人さん同士で話しても良かったのでは、、と。

若干ざんねん!
(まあ、いろいろな事情があるのだろう)

僕はラノベの類とか時代小説はまったく読まないけれど、そういうのの魅力を語ってくれたら、もしかしたら一冊くらい手に取ってたかもだしね。

かも、だけど。

あくまで【かも】。





先日、ヤマダ電機に行った。
6月まで使える無料券を使うためだ。

ヤマダ電機にはちょっとした本が置いてある。

僕はそこで迷いに迷って(無料券も使える限度があるのだ)、話題のミステリーを文庫で買った。

その女アレックス』。

f:id:AbeUmekichi:20150622201325j:plain表紙こわい…


ピエール•ルメートルの作品で、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」を含む史上初の6冠を達成している作品。

迷った時、僕は賞のとった本を読む。

おそらくそれは万人受けする為に読みやすく、内容もそれでいてしっかりしていることが多い。

少なくとも「ハズレ」ることはない。

何かしら学ぶべきところがある。

と、おもう。


そんで、、、内容は、、、



久々にめちゃくちゃ面白かった。


まごうことなき徹夜本。

だいたいミステリーは続きが気になって気になって仕方ないから一気読みするけれど、
今回のはまさにそれ。

どんでん返しがあり、それがうまい。

ちなみに、僕は初めからこうではないか?と推理していたことがあるのですが、、、それはまったくの見当違いでした。とほほ。

内容は、

とある看護職勤務のものすごく美人な女性がいきなり夜、ある男に誘拐される。

そして軟禁と拷問を受けるのだが、、、

という、割とショッキングな内容から始まります。

後半もショッキングなな部分が幾つかあるかもしれません。

(僕は映像化されるのなら見ないだろうなあ。怖いし。)


初めはただの女性誘拐事件だが、事件はある時を境にその様相をまったく別のものに変えてしまう…。


続きは読んでない人の為に言いませんが、

とにかくすごい!!!

もう、ね、本が皆さんを読ませます!!

読みやすい文体と(訳も綺麗です)読者を読ませる(引き込ませる)スピード感、続きが気になる情報の出し方。

そして何より、刑事さんたちや脇役も全員キャラが立っている!!!!!

僕は刑事さんたちが結構好きです。

途中はアレックスと刑事さんたちのシーンが交互に出て来てスピード感が増しますが、
刑事さんたちが出て来ると話に緩急が着くというか、どこかホッとするところもあって良いです。



良かったら読んで見てくださいね。


どうでもいいけど、作中に「どこのバス停だ?パスツール研だ!」みたいなセリフがあって、

おおおお!さすが、フランスううううう!!!

と少し感動時しました。

うん。感動するポイントおかしい。


まあそれは良いんですが…



そんなわけで僕は1日ですっかりその本を読み終え(おかげで睡眠時間はぐっと少なくなったが)、気づいたら憂鬱は消えていたのでした。


それではまた。

明日もはなまるで〜