阿部梅吉の日記

梅好きの梅好きによる梅好きのための徒然な日々

『雪の断章』が!

皆さんこんにちは、
サラダにはやっぱり梅干し、梅吉です。
ちりめんじゃこやワカメなど、さっぱりしたものに合いますよね。
青じそドレッシングとか最高。
梅吉は基本的にしょっぱいものが大好き!
大学の生協は色々なドレッシングが使い放題なので、何種類かを同時にかけてます。フレンチドレッシングとごまドレッシングとかね。
味が変わってなんかお得な気分。
  …貧乏性。


ところで、
今日は15分間だけ本屋にいる!と決めて本屋に行きました。
本屋に行くことが大好きなんですが、一度行くとダラダラと時間が過ぎてしまい、時間制限を設けることにしたのです。
こうすることで買うか買わないか迷っていた本を即決で買うことができました。
…働こう。

そんなプチ目標を抱えながら本屋をうろついていると、佐々木丸美氏の『雪の断章』が新たに文庫で出ていました!
感動…!

『33年後のなんとなくクリスタル』が最近出たのですが、それを発見した時くらい感動しました。
すみません、伝わりづらい。
わかりやすく言うと、ずっと陰ながら応援していたけど一度落ちぶれて下火になったバンドが、また日の目を浴びた感じです。
わかりづらい?あっそ。

『雪の断章』はハードカバーで持っています。
中学か高校かは忘れましたが、とにかくかなり多感な時期に、親の影響で読み、なんとなく読んでいたらすううっとその世界観に入り込んでしまい、大はまり。ハマった、とはまさにこの事ですね。
以来、人に勧めては絶賛されてきた本です。
特に女の子に絶賛されています。

文章としては読みやすい部類だと思います。癖がなくて美しいです。
村上春樹のように、好き嫌いがはっきり分かれる文章では無いと思います。
文章も美しいですが、話も美しいです。
高校生とか、多感な時期の子にオススメですが、もちろん大人が読んでもはまります。
新聞では『徹夜してしまう』と評されていましたが、同感です。
結構な分量に思えるかもですが、それが無理なく読めるのですよ。
そして舞台は…大方の予想通り北海道!!!!
北国生まれ北国育ちの梅吉にとっては楽しい限り。

それにしても、30年も前の名作がまた時を経て評価されるとは…感動ですよね。
この作品の素晴らしさが色褪せないんですね。

いや、それとも最近の作家の作品がお○しろくな○×△…ゴホッゴホッゴホッ。
いや、嘘です。

『雪の断章』の素晴らしさに感動しつつ、梅吉は『流星ワゴン』を買いました。
今時っっ!!ミーハーかよ。
いやいや、ドラマの影響じゃありません。
癖の無く、上手くて、それでいて暖かい文章を時々読みたくなるんです。
重松清さんの作品の特徴って、暖かさですよね。
勝手ですけど、そう思います。
また読んだらここで感想を書きますね。いや、書かないかもしれません。
気まぐれなので、期待しないで下さい。笑

皆さんも、何か面白い本があれば是非教えてくださいね^ ^



そういえば最近ミルさんを見かけませんね。
実はミルさんは今家出中というか、遠くに飛び立っているのです。
ミルさんが帰ってきたらまた写真をアップします。

では、明日も花マルで!!